第2次大戦敗戦直後の日本で、天皇制護持のために全私財を投げ打ってまで奔走した一民間人がいた。その男の名は安藤明。
8月30日、連合軍総司令官ダグラス・マッカーサーの厚木基地への無血進駐に身を挺して貢献し、マッカーサーと昭和天皇の歴史的会見実現に奔走するなど数々の功績を残すが、昭和史から忘れ去られる。
一介の運送屋から身を起こし社員10万人を超える会社・大安組にまで育て上げた風雲児・安藤明が、なぜ昭和史から消え去らねばならなかったのか、現在の日本の礎を築き、守ったともいえる伝説の男の生涯を長男・安藤眞吾が赤裸々に書き下ろす昭和の「裏面史」。
https://www.amazon.co.jp